専業主婦万歳！

　専業主婦への道のり１

　専業主婦になってどのくらいたつだろうか？
まん中の子供がうまれるまで働いていたから、およそ７年くらいか？
最近やっと、心から専業主婦である自分とその暮らしをエンジョイできるようになってきた。

　上の子が生まれてから離婚、シングルマザーとして働くことを余儀無くされ、それもまたいいもんだと思いはじめたころ、今の夫と知り合い再婚。すぐ子供が出来たが、そのまま仕事は続けていた。いま思えば恐ろしいことだが上の子を自転車に載せて保育園に送り、それから職場に行くということを妊娠九ヶ月くらいまでしていた。仕事をはじめたころの勢いでだ－っと行ってしまったという感じだった。

　子供が生まれ、産休をとりおっぱいをやったりしているうちに産休明けに子供を二人つれて保育所に行くことを考えるとめんどくさくなってしまい、また夫も働いてくれなくてもいい、などど発言していたので産休明けに退社してしまった。

　退職金で初代のパソコン、マックパフォーマ５２１０を買った。社会と切り離されて不安になっているところにインターネットがあってとても助けられたことを覚えている。当時はまだパソコン通信の方が勢力があり、サイトも軽くてかっこわるいが、読むところがたくさんあるサイトが多かったような覚えがある。

　しかし毎月自分の口座にお金が入る生活を急に切り替えるのはとても難しかった。毎日家にいるのもとても不思議な気がしてもてあましてしまっていた。
　ちょうどそのころ父の知り合いの人に○ムウェイを熱心にすすめられ、家でも収入が得られるという甘い考えにつられて鍋のセットを買ったりしたが、めんどくさくなってしまいやめた。いま考えると深みにはまらなくて良かったと思っている。クローズドシステムにはまり、絞り尽くされるところだった。
　３人めがうまれるころにはかなり主婦生活にもなれて来ていたが、狭いアパート暮しで私の精神が蝕まれはじめていた。
　水槽で熱帯魚を飼ったりしていたが庭が欲しくて欲しくて気が変になりそうだった。
昼寝をしない子供にビンタを張ったりして、夫に子供を虐待してると泣きついたのもこのころです。夫はそんな私をせめずに育児に参加してくれ、この人なら一生付いてゆけると確信したのもこのころでした